セ・リーグ vsパ・リーグ 評価評論

パ・リーグのチームとセ・リーグのチームのホーム球場の特徴

球場整備

現在の日本のプロ野球は、1軍に関して言えば、セ・リーグ6球団とパ・リーグ6球団の全12チームが存在しています。それぞれのチームに本拠地と言われるホームグランドがあり、個々の球場に地域性や特徴が出ています。

地域の分布で観ると、セ・リーグの6球団のうち、3チームが関東首都圏にあり、残りの3チームが愛知県をはじめ、兵庫県や広島県を本拠地としています。

一方、パ・リーグは、北海道と東北に本拠地とするチームもありますし、関東と関西の他に九州地区にも本拠地をおくチームがあります。サッカーほどではないもののプロ野球も地元のチームを応援する傾向があることから、地域に1チームしか本拠地がない地域では、チームに対する応援もより地域密着型のスタイルが多くなっています。このあたりを考えるとパ・リーグの方が、全国に上手く存在しているという見方が出来ると思います。

野球をする選手だけでなく、実際に球場に応援に行くファンにとっては、雨天中止や中断は本当に残念な事になるのですが、このような中止の心配が少ないドーム球場を本拠地としているチームについての比較をします。セ・リーグでは、東京ドームとナゴヤドームがありますし、パ・リーグでは、札幌ドームや西武ドームをはじめ、大阪ドームと福岡ドームが存在しています。ドーム球場は確かに気候面や気温の面だけでなく、強風などの影響がない事から環境面で整っている印象があるために、全ての窮状をドーム化する事を望む人もいますが、もちろん資金面という問題もありますが、球団の設立時期による影響も大きいといえます。